食する発酵調味料レシピ

塩糀そら豆ごはん

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新潟のそら豆

 新潟県の豆というと、真っ先に「枝豆」を思い浮かべる方が多いと思われますが、その枝豆が本格的に市場に出る前の一時、「そら豆」が出回ります。  

 主な産地は新潟市西蒲区。5月下旬から6月中旬までの短い期間が収穫・出荷の時期です。新潟県の初夏の味覚です。

 

塩糀

 糀に塩と水を加え、発酵させた調味料です。きゅうり、なす、大根などの浅漬けの素として使ったり、肉や魚に薄く塗って漬け込み、焼いて食べても美味しくお召し上がりいただけます。塩糀の成分がタンパク質を分解し、身を柔らかくしてくれると共に、アミノ酸などの旨味成分も引き出してくれます。

 また、万能な調味料としても知られ、炒め物、スープなどの味付けにも重宝します。是非お試しください。

 

材料

  • そら豆 莢付き500g(中身は150g位)
  • 塩(そら豆を茹でる分) 適宜
  • 米 2合
  • 水 炊飯器のメモリに合わせる
  • 塩糀 小さじ2

 

作り方

  1. そら豆の中身を莢から取り出す。
  2. 中身の黒い部分の反対側に包丁で軽く切れ目を入れて、塩を適宜加え2~3分茹でる。
  3. 粗熱を取ってから、そら豆の薄皮を剝く。
  4. 米二合を磨ぎ必要量の水と塩糀小さじ2を入れ、炊飯器をセットする。
  5. 米が炊き終わったら3を混ぜて完成。

 

 塩糀を使った、いつもよりもちもちで、ほんのり甘い、そら豆ごはんの完成です。

新潟県産そら豆

茹でそら豆(皮付き)

塩糀