新潟県産豚肉について
新潟県は全国でもトップクラスの豚肉消費県と言われています。それに比例するように県内では数多くのブランド豚が生産されています。「朝日豚」「甘豚」「越後あじわいポーク」「越後もち豚」「越乃黄金豚」「しろねポーク」「津南ポーク」など独自の飼育・生産方法で市場に提供されています。
今回は阿賀野市の株式会社佐藤食肉がプロデュースする「純白のビアンカ」を使用しました。
「純白のビアンカ」の特徴は、与えられている飼料にあります。ヤスダヨーグルトの製造過程で出来る栄養価の高いホエイ(乳清)を飼料に混ぜることにより、食欲旺盛で健康的な豚に育つとのこと。ホエイに含まれる豊富な乳酸菌も、その一因のようです。長岡市の自然豊かな土地で飼育された「純白のビアンカ」は脂身が透き通るように白く、肉は歯切れがよく、甘みがある上品な味わいになっています。
ちなみに「ビアンカ」とはイタリア語で「白」の意味で、ホエイの色や雪国育ちの豚ということで、名づけられたとのことです。
塩糀について
糀に塩と水を加え、発酵させた調味料です。肉や魚に薄く塗って漬け込んだのちに焼くと、美味しくお召し上がりいただけます。
塩糀の成分はタンパク質を分解し、身を柔らかくしてくれます。と同時にアミノ酸などの旨味成分も引き出してくれます。きゅうり、大根などの浅漬けの素としても使用できます。
また、万能な調味料としても知られ、炒め物、スープなどの味付けにも重宝します。是非お試しください。
材料
- 純白のビアンカ(ロース) 100g
※上記画像の1枚分です。
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- アスパラガス 1本
- 塩糀 適宜
作り方
※今回はスノーピーク製の「コロダッチポット」を使用しました。調理の際は、専用リフターか耐熱の手袋、鍋掴み等が必要です。
- 純白のビアンカ・ロース肉の両面に塩糀を塗り、冷蔵庫に約二時間入れる。
- 1を冷蔵庫から取り出し、4枚に切る。
- 人参をぶつ切り(洗って皮つきのまま)、玉ねぎをさく切り、アスパラガスを食べやすい大きさに切る。
- 焦げ付き予防のため、人参→玉ねぎ→豚肉→アスパラガスの順番でコロダッチポットに入れる。
- 蓋をして弱火で20~25分ローストして完成。(竹串等で人参を刺し、スムーズに通れば完成しています。)
キャンプ等のアウトドアでの一品や、ご家庭でアウトドア気分を味わいたい時のレシピとしてお試し下さい。