食する甘酒の愉しみ方

メロン甘酒スムージー

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暑い夏には、冷やし甘酒で栄養補給

 米糀で作った甘酒には、高い栄養価があると言われています。甘みの主な成分であるブドウ糖は、いち早く体内に吸収され、疲労回復の手助けをすると言われています。

 その他に、食物繊維やオリゴ糖などの腸内環境を改善するための成分やビタミンB群、ミネラル、アミノ酸等も含まれ「飲む点滴」の呼び名もつけられ、健康志向な方に人気の飲料となっています。

 そもそも、甘酒は江戸時代には、夏バテ防止の効果が期待されるとして、多くの人々に愛飲されていたそうです。その証拠として「甘酒」は、夏の季語になっています。

 暑い日が続いています。冷やした甘酒の優しい甘味で、一息つくのはいかがでしょうか。

 

新潟のメロン

 新潟県のメロンの主な産地は、小千谷市と新潟市です。栽培方法は、温室で栽培される「ハウスメロン」と畑で栽培する「トンネルメロン」に分けられます。トンネルメロン栽培では、メロンを畑で、スイカのように地這いで栽培します。

 今回の記事では、新潟市西区や西蒲区で盛んな「トンネルメロン」について取り上げます。この新潟市西区、西蒲区の海岸近辺は砂丘地帯となっています。日本の砂丘というと鳥取砂丘を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は新潟も一大砂丘地帯を有しています。

 この水はけのよい土地が、メロンの栽培に適していると言われています。メロンの他にも、スイカ、とうもろこし、人参、かぼちゃ、ネギ、大根等多くの野菜が収穫されています。

 また、新潟独特の夏の暑さが生み出す、昼夜の寒暖差がメロンの甘さを引き出させます。例年7月中旬から8月上旬まで出荷のピークを迎えます。

 

新潟市西蒲区・西区に広がる、砂丘地帯の畑

新潟の砂丘地帯は、角田山の北端から、村上市まで約70㎞に及ぶ

メロンの他にも、スイカ、大根、人参、かぼちゃ、ネギ等多くの野菜が収穫される

トンネル栽培の様子(スイカ)

メロンの風味と甘酒が絶妙

メロン甘酒スムージー

 

材料(コップ約2杯分)

  • 新潟市産メロン「えちご浪漫」 1/4
  • 甘酒(米糀製) 200

※本レシピはミキサーを使用します。

 

作り方

  1. 新潟市産メロン「えちご浪漫」1/4個を皮を剥き、適宜の大きさにカットする。
  2. 1を冷凍庫に入れて凍らせる。
  3. 2と甘酒をミキサーにかけて完成。

 

 甘酒の優しい甘みにメロンの風味、自然の甘さが加わり、ひんやりいただく夏の甘酒アレンジです。

新潟市西区産メロン「えちご浪漫」

「えちご浪漫」の出荷基準は糖度14%以上

夏ならではの甘酒の愉しみ方をどうぞ